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システムトレード

最終更新：2019/11/28

計算機投資としてのマイニング

計算機投資という新ジャンル

IT投資などと一昔前からよく言われますが、本格的な事業のための設備投資、という側面の強いものでした。しかし、仮想通貨マイニングというブームは、「計算機投資」という新ジャンルを切り開くものだと、当サイト運営では予期しています。マイニングというのは（別途2019/11/28以降に改めて詳細に解説予定）、ハッシュという暗号の分野から派生した計算のみを行うものですが、例えばブロックチェーンは

などの所定の条件をクリアすれば、成立すると考えられます。先端ITの観点からは多少古臭い話になりますが、グリッドコンピューティングなどと呼ばれ、世界中のコンピュータで大きな計算を分散して行う、という考え方はブロックチェーン登場以前からありました。このようにマシンパワーに投資する、ということがマイニングの登場によってぐっと身近になった、と見ることもできます。太陽光発電が10年かそれ以上に渡る長期投資なのに対し、コンピューターは４年程度が賞味期限ですから、短中期投資、とでもいえるような投資ジャンルになるかと思います。

手軽な計算機投資としてのクラウドマイニング

自分で何もしなくてもマイニングに投資できるクラウドマイニング、というジャンルもあります。大規模なマイニングファームが、一般大衆に対して運営者のマイニングへの投資を募るものです。消費者自らがマイニングするのと比較すれば、手数料などは取られますが、ごく気軽にマイニング（＝計算機投資）に参加できるものと言えるでしょう。